2021.08.16 業界について
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物流の業種・仕事内容をサクッとおさらい

みなさんは「物流」という言葉を聞いて、どんな仕事を思い浮かべますか?
トラックで荷物を輸送したり、倉庫から商品を出荷したり、そんな仕事を思い浮かべるかもしれません。でも、物流にはそれ以外にもさまざまな仕事があるんです。
今回は物流の仕事について、物流の専門家ふーくんがわかりやすく説明します!

 

教えてふーくん!物流とロジスティクスって何が違うの?


「物流」とは商品が消費者に届けられるまでの流れのことを意味する言葉でそれに対して「ロジスティクス」はその一連の流れを一元管理することを意味しています。ロジスティクスの目的は調達・生産・販売・回収などの分野を統合して、需要と供給の適正化と顧客満足度の向上を図ること。物流よりも広い意味があって、ロジスティクスのなかに物流が含まれているイメージです。

教えてふーくん!物流業界にもいろいろな業種があるってホント?



物流業界には大きく3つの業種があります。
分類のポイントは陸・海・空のどこを通って荷物を運んでいるか。輸送手段によって「陸運」「海運」「空運」に業種が分類されています。

陸運とは?
トラックや鉄道(貨物列車)などを使って、陸上輸送する物流のことです。手紙・宅配便・産業品・美術品など、扱う品目の幅が広いのが特徴。「ヤマト運輸」「佐川急便」「日本郵便」などが代表的な陸運会社で、一般の人にとっていちばん身近な物流サービスです。

海運とは?
船を使って海上輸送する物流のことです。石油・鉄鉱石といった資源や自動車などの重量物の輸送に用いられており、容量ベースでみると貿易の97%を海運が担っています。「日本郵船」「商船三井」「川崎汽船」などが代表的な海運会社です。

空運とは?
飛行機を使って輸送する物流のことです。大量輸送や重量品の輸送には不向きですが、小型で軽量な荷物やスピードを重視する輸送には最適。燃料費が高いため、景気に左右されやすいものの短時間で輸送できるのが最大の強みです。「ANA」「JAL」などの航空会社や「日通」「近鉄エクスプレス」などのフォワーダーが空運事業を行っています。
※フォワーダーとは自ら輸送手段を持たず、航空会社から貨物スペースを仕入れて空輸を委託することで貨物輸送を行う事業者のことです。荷主と航空会社の間に立ち、出入時の通関手続きや国内輸送を代行するサービスを行っています。

 

教えてふーくん!物流業界にはどんな仕事があるの?



倉庫や工場内での作業やそれに伴う事務作業など、物流業界にはさまざまな仕事があります。物流会社によって多少違いはありますが、一般的な仕事を詳しくご紹介します。

保管
物流倉庫や物流センターで預かった荷物を保管する仕事です。
適切な環境で品質を維持しながら荷物を保管し、適切なタイミングで効率的に出荷できるよう在庫管理や出荷管理を行います。

<具体的な仕事内容>
◆決められた棚などへの品物の格納
◆品物の品質管理(温度・湿度など)
◆盗難・紛失・破損防止のための対策、管理

荷役
物流倉庫や物流センターで荷物を出し入れしたり、移動・運搬したりする仕事です。その他、貨物列車・船舶・航空機など輸送機器への積み下ろしなど、荷役の仕事は多岐にわたります。

<具体的な仕事内容>
◆フォークリフトでの棚入れ
◆出荷する荷物の仕分け
◆保管場所から荷物を取り出すピッキング作業
◆コンテナへの荷物の積み込み、取り卸し
他、輸入品の通関手続きも荷役の仕事にあたります。

流通加工
物流倉庫や物流センターから荷物を出荷する際に加工を施す仕事です。消費者のニーズに合わせた加工によって、付加価値を高めることを目的としています。

<具体的な仕事内容>
◆衣服の検針作業
◆衣服のハンガー掛け
◆値札付け・ラベル貼り
◆お中元・お歳暮などのセット組み

梱包・包装
物流過程で品物に傷がついたり、破損したりしないように、梱包材・包装材・緩衝材などを使って品物を保護する仕事です。

<具体的な仕事内容>
◆インターネット通販商品の梱包
◆工業用部品の箱詰め

運搬・輸送
産地から加工地、そして消費者のもとへ品物を運搬する仕事です。輸送手段や配送先はさまざまですが、基本的に品物を運ぶ業務すべてが運搬・輸送にあたります。

<具体的な仕事内容>
◆大型トラックでの輸送
◆宅配便の小口配送
◆コンテナ輸送

情報管理
インターネットなどを駆使して物流工程の可視化、管理を行う仕事です。「輸送中の荷物がどこにあるのか」、「いつ荷物が届くのか」など、荷主や受け取り手のために複雑な荷物の動きを正確に把握し、管理する業務です。

<具体的な仕事内容>
◆倉庫管理(入荷や在庫、出荷などの管理)
◆配送管理(配車管理、配送の指示出し)
◆運行管理(運行計画の立案、進捗管理)

その他
航空機などの輸送機器を整備する「整備士」、物流センターの開発や物流現場の改善提案を行う「物流コンサルタント」、クライアントのニーズに合わせて効率的な物流システムを開発する「システム開発」など、物流業界には他にもたくさんの仕事があります。

 

教えてふーくん!物流業界で働くメリット・デメリットは?


物流業界で働くメリット

インターネット通販の市場拡大によって、物流ニーズは年々増えており、大手陸運会社の業績はコロナ禍でも右肩上がりで伸びています。将来性や安定性のある業界で、さらに少子高齢化などの影響で慢性的に人手が不足しているため、多くの会社で積極的に採用活動が行われています。未経験でも就職しやすく、他業種に比べて初任給は高め。最近は人員を確保するために、福利厚生に力を入れる会社も増えています。

 

物流業界で働くデメリット

慢性的な人手不足で就職しやすいということは、裏を返せば人手が足りず、一人ひとりの業務負担が大きくなる可能性が高いということです。また、交通渋滞や商品の破損など、予期せぬトラブルが発生して、イレギュラー対応に追われることが多いのも物流業界の特徴です。すべて計画通りに業務を遂行するのは難しいかもしれません。

教えてふーくん!物流業界の年収はどれくらい?



転職サイトdodaによると物流業界の平均年収は389万円とのことです。サービス業全体の平均年収が369万円のため、比較すると物流業界の年収がやや高めに設定されていることがわかります。また、年齢が上がるにつれて、年収も増えているため、比較的順調に年収アップが見込める業界といえるでしょう。

<年代別の平均年収>
20代:340万円/30代:423万円/40代:450万円/50代以上:478万円
※引用元:doda:平均年収ランキング(業種別の平均年収/生涯賃金)

まとめ


今回の記事では物流業界の業種や仕事について、簡単にご説明しました。ひとことで「物流」といっても、いろいろな業界や仕事があることがわかりますよね!

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